【活用ガイド】

JVNDB-2008-004255

Panda Internet Security などの cpoint.sys ドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Panda Internet Security および Antivirus and Firewall の cpoint.sys ドライバには、サービス運用妨害 (システムクラッシュまたはカーネルパニック) 状態となる、メモリを上書きされる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Panda Security
  • panda antivirus and firewall 2008
  • Panda Internet Security 2008

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された IOCTL リクエストを介して、カーネルメモリの境界外への書き込みを誘発され、サービス運用妨害 (システムクラッシュまたはカーネルパニック) 状態にされる、メモリを上書きされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Panda Security
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1471
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1471
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載