【活用ガイド】

JVNDB-2008-004231

NetBSD の カーネルにおける IPsec ポリシーを回避される脆弱性

概要

NetBSD のカーネルの ipsec4_get_ulp 関数には、fast_ipsec サブシステムが有効になっている際、IPsec ポリシーを回避される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2006-0905 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


NetBSD
  • NetBSD 1.5 2.0 から 3.1、および 20071028 未満の NetBSD-current

想定される影響

第三者により、送信先マシンとは異なるエンディアンネスを伴うソースマシンからパケットを送信されることで、IPsec ポリシーを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NetBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1335
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1335
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載