【活用ガイド】

JVNDB-2008-004168

NetWin SurgeMail の _lib_spawn_user_getpid 関数におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

NetWin SurgeMail の (1) swatch.exe および (2) surgemail.exe の _lib_spawn_user_getpid 関数には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Netwin Ltd
  • SurgeMail 38k4 およびそれ以前、および beta 39a

想定される影響

第三者により、webmail.exe など、不特定の CGI 実行形式への過度に長いヘッダを伴う HTTP リクエストを介して、環境変数に値が割り当てられている際にオーバーフローを誘発され、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Netwin Ltd
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1054
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1054
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2008/02/27
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25