【活用ガイド】

JVNDB-2008-004148

Novell eDirectory の eMBox モジュール用 SOAP インターフェースにおける認証を回避される脆弱性

概要

Novell eDirectory の eMBox モジュール用 SOAP インターフェースは、クライアントサイドの認証に依存するため、認証を回避される、およびサービス運用妨害 (デーモンシャットダウン) 状態となる、または任意のファイルを読み取られる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • eDirectory 8.7.3.9 およびそれ以前、8.8.2 未満の 8.8.x

想定される影響

第三者により、/SOAP URI へのリクエストを介して、認証を回避される、およびサービス運用妨害 (デーモンシャットダウン) 状態となる、または任意のファイルを読み取られる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0926
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0926
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載