【活用ガイド】

JVNDB-2008-003866

Lyris ListManager における管理者権限のリストを取得される脆弱性

概要

Lyris ListManager には、以下の脆弱性が存在します。
(1) 管理者権限のリストを取得される
(2) クライアント側の情報の変更に関わる任意のメーリングリストへアクセスされる
(3) アカウントデータを変更される
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Lyris
  • Lyris ListManager 8.95d 未満の 8.x、9.2c 未満の 9.2、および 9.3b 未満の 9.3

想定される影響

以下の影響を受ける可能性があります。
(1) 第三者により、管理者権限のリストを取得される
(2) 第三者により、クライアント側の情報の変更に関わる任意のメーリングリストへアクセスされる
(3) リモート認証された管理者により、"既存のアカウントと重複する新規アカウント" を作成されることで、アカウントデータを変更される
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Lyris
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6319
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6319
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載