【活用ガイド】

JVNDB-2008-003841

IBM DB2 UDB DAS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM DB2 Universal Database (UDB) Administration Server (DAS) には、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2008-0698 と同様の問題である可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 Fix Pack 16 未満の 8、および Fix Pack 4 未満の 9

想定される影響

第三者により、リモート管理リクエスト内の変更されたポインタ値を介して、メモリ破損または無効なメモリアクセスを誘発され、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3676
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3676
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載