【活用ガイド】

JVNDB-2008-003718

Avira AntiVir における HTML 文書内のマルウェアの検知を回避される脆弱性

概要

Avira AntiVir には、Internet Explorer が使用されている際、HTML 文書内のマルウェアの検知を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


free-av
  • antivir 7.9.0.36 および 7.8.1.28
マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 6 および 7

想定される影響

第三者により、MZ ヘッダを先頭に配置されるおよびファイル名を以下のファイルへ変更されることで、HTML 文書内のマルウェアの検知を回避される可能性があります。
(1) 拡張子なしのファイル
(2) .txt 拡張子のファイル
(3) .jpg 拡張子のファイル
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

free-av マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5521
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5521
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載