【活用ガイド】

JVNDB-2008-003711

ESet NOD32 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ESet NOD32 は、(1) 多数の MIME パーツを伴う複合部分 / 混在した電子メールメッセージおよび (2) 多数の "Content-type: message/rfc822" ヘッダを伴う電子メールメッセージを適切に処理しないため、サービス運用妨害 (スタック消費またはその他のリソース消費) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2006-1173 に関連する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ESET
  • ESET NOD32アンチウイルス 2.70.0039.0000

想定される影響

第三者により、過度に大きい電子メールメッセージを介して、サービス運用妨害 (スタック消費またはその他のリソース消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ESET
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5425
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5425
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載