【活用ガイド】

JVNDB-2008-003612

convirt における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

convirt は、image_store/ 配下の以下のスクリプト関連する処理に不備があるため、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
(1) _template_/provision.sh スクリプト
(2) Linux_CD_Install/provision.sh スクリプト
(3) Fedora_PV_Install/provision.sh スクリプト
(4) CentOS_PV_Install/provision.sh スクリプト
(5) common/provision.sh スクリプト
(6) example/provision.sh スクリプト
(7) Windows_CD_Install/provision.sh スクリプト
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


convirture
  • convirt 0.8.2

想定される影響

ローカルユーザにより、/tmp/set_output temporary テンポラリファイルに対するシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

convirture
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4946
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4946
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2008/11/05
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26