【活用ガイド】

JVNDB-2008-003496

Portage における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Portage は、検索パスに関する処理に不備があるため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
本問題は、Python 検索パス内のカレントワーキングディレクトリをインクルードすることで起こる問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Gentoo Linux
  • Portage 2.1.4.5 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、(1) ys-apps/portage、(2) net-mail/fetchmail、および (3) app-editors/leo ebuilds によってロードされる変更された Python モジュールを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Gentoo Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4394
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4394
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載