【活用ガイド】

JVNDB-2008-003440

Debian GNU/Linux の PyDNS における DNS レスポンスを偽装される脆弱性

概要

Debian GNU/Linux の PyDNS には、DNS リクエストのためにランダムなソースポートまたはトランザクション ID を使用しないため、DNS レスポンスを偽装される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2008-1447 とは異なる脆弱性です。
本脆弱性は、CVE-2008-4099 に対応した不完全な修正が原因で存在しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Debian
  • python-dns 2.3.1-5 未満

想定される影響

第三者により、DNS レスポンスを偽装される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4126
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4126
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載