【活用ガイド】

JVNDB-2008-003402

Asterisk Open Source における有効なユーザ名を列挙される脆弱性

概要

Asterisk Open Source、Asterisk Business Edition、s800i および Trixbox PBX は、Digest 認証および authalwaysreject が有効になっている際、SIP ユーザ名が有効かどうかに依存している異なるレスポンスを生成するため、有効なユーザ名を列挙される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Digium
  • p b x Open Source の 1.2.32 未満の 1.2.x、1.4.24.1 未満の 1.4.x、1.6.0.8 未満の 1.6.0.x、Business Edition の A.x.x、B.2.5.8 未満の B.x.x、C.1.10.5 未満の C.1.x.x、C.2.3.3 未満の C.2.x.x、s800i の 1.3.0.2 未満の 1.3.x
trixbox
  • pbx 2.6.1

想定される影響

第三者により、有効なユーザ名を列挙される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium trixbox
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3903
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3903
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載