【活用ガイド】

JVNDB-2008-003375

Avaya SIP Enablement Services および CM の SES Server におけるログイン資格情報を取得される脆弱性

概要

Avaya SIP Enablement Services および SES が有効な S8300C 上で稼動する Communication Manager (CM) の SIP Enablement Services (SES) Server は、ログイン試行が失敗した際、アカウント名とパスワードを (1) alarm ログおよび (2) system ログに書き込むため、ログイン資格情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アバイア
  • Avaya Communication Manager 5.0
  • sip enablement services 5.0
  • s8300c server

想定される影響

ローカルユーザにより、(1) alarm ログおよび (2) system ログ を読まれることで、ログイン資格情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アバイア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3777
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3777
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載