【活用ガイド】

JVNDB-2008-003232

Avaya MSS の Web 管理インターフェースにおける任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Avaya Message Storage Server (MSS) の Web 管理インターフェースには、以下に関連する処理に不備があるため、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
(1) SFTP Remote Store 設定
(2) リモート FTP ストレージ設定
(3) ネームサーバルックアップ
(4) 他のホストへの pingの実行
(5) TCP/IP Networking パラメータ設定
(6) 外部ホスト設定のメインページ
(7) 外部ホストの追加および変更
(8) Windows ドメインパラメータ設定
(9) 日付、時間および NTP サーバ設定
(10) アラーム設定
(11) コマンドライン履歴フォーム
(12) メンテナンスフォーム
(13) サーバイベントフォーム
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アバイア
  • messaging storage server 3.x および 4.0、および Communication Manager 3.1.x

想定される影響

リモート認証された管理者により、ユーザ vexvm として任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アバイア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3081
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3081
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載