【活用ガイド】

JVNDB-2008-002961

Gentoo Linux 上の Firebird のデフォルト設定における重要なデータベース情報を取得される脆弱性

概要

Gentoo Linux 上の Firebird のデフォルト設定は、Firebird を起動する前に ISC_PASSWORD 環境設定をセットするため、SYSDBA 認証を回避される、および重要なデータベース情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Firebird Project
  • Firebird 2.0.3.12981.0-r6 未満
Gentoo Linux
  • Gentoo Linux

想定される影響

第三者により、空のパスワードを介して、SYSDBA 認証を回避される、および重要なデータベース情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Firebird Project Gentoo Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1880
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1880
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載