【活用ガイド】

JVNDB-2008-002960

tss における任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

tss には、任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Debian
  • tss 0.8.1

想定される影響

ローカルユーザにより、-a パラメータを介して、tss が権限で稼働されていると同時に処理される不備が発生し、任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1877
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1877
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載