【活用ガイド】

JVNDB-2008-002935

Comodo Firewall Pro におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Comodo Firewall Pro は、System Service Descriptor Table (SSDT) 関数にフックする特定のパラメータを検証しないため、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2007-0709 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Comodo
  • comodo personal firewall 3.0 未満の Pro

想定される影響

ローカルユーザにより、以下を介して、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
(1) NtDeleteFile 関数への呼び出し内の巧妙に細工された OBJECT_ATTRIBUTES 構造を介して、ZwQueryObject 結果の不適切な検証を誘発させる
(2) NtCreateFile 関数への呼び出し
(3) NtSetThreadContext 関数への呼び出し
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Comodo
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1736
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1736
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2008/04/29
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26