【活用ガイド】

JVNDB-2008-002858

src_compile などで使用される ssl-cert.eclass における binpkg から鍵を抽出される脆弱性

概要

Gentoo Linux の src_compile または src_install で使用される ssl-cert.eclass の docert 関数は、SSL 鍵を binpkg 内に格納するため、binpkg から鍵を抽出される、および複数のシステムが同一の SSL 鍵および証明書を伴う binpkg を使用する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Gentoo Linux
  • Gentoo Linux

想定される影響

ローカルユーザにより、binpkg から鍵を抽出される、および複数のシステムが同一の SSL 鍵および証明書を伴う binpkg を使用する可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Gentoo Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1383
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1383
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載