【活用ガイド】

JVNDB-2008-002629

Crystal Reports XI の EnterpriseControls.dll におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Crystal Reports XI の Enterprise Tree ActiveX コントロール (EnterpriseControls.dll) には、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となり、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ビジネスオブジェクツ
  • crystal reports xi Release 2
マイクロソフト
  • activex Enterprise Tree ActiveX control

想定される影響

第三者により、SelectedSession メソッドを介して、バッファオーバーフローを誘発し、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となり、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ビジネスオブジェクツ マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 古典的バッファオーバーフロー(CWE-120) [NVD評価]
  2. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0379
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0379
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載
  • [2024年02月28日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧：内容を更新

公表日2008/01/22
登録日2012/06/26
最終更新日2024/02/28