【活用ガイド】

JVNDB-2008-002569

Asterisk Open Source の SIP チャネルドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Asterisk Open Source、Business Edition、AsteriskNOW、Appliance Developer Kit、Asterisk および Appliance s800i の SIP チャネルドライバには、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk Appliance Developer Kit 1.4 revision 95946 未満
  • Asterisk Business Edition C.1.0-beta8 未満
  • Asterisk Open Source 1.4.17 未満の 1.4.x
  • AsteriskNOW beta7 未満
  • s800i 1.0.3.4 未満の 1.0.x

想定される影響

第三者により、Also (Also transfer) ヘッダを持つ BYE メッセージを介して、NULL ポインタデリファレンスを誘発し、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0095
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0095
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2008/01/02
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26