【活用ガイド】

JVNDB-2008-002497

CA eTrust Secure Content Manager の HTTP Gateway Service におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

CA eTrust Secure Content Manager の HTTP Gateway Service (icihttp.exe) には、以下に関する処理において不備があるため、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

(1) LIST コマンド内にあるファイルの "月" フィールド
(2) PASV コマンド
(3) LIST コマンド内にあるディレクトリ、ファイルおよびリンク
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


CA Technologies
  • CA eTrust Secure Content Manager 8.0

想定される影響

第三者により、長大な FTP レスポンスを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CA Technologies
  • Global Security Advisor : 36408
  • グローバルセキュリティアドバイザ : 36408
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2541
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2541
  2. Secunia Advisory : SA30518
  3. SecurityFocus : 29528
  4. ISS X-Force Database : 42821
  5. SecurityTracker : 1020167
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-1741
更新履歴

  • [2010年12月24日]
      掲載