【活用ガイド】

JVNDB-2008-002465

Opera におけるクロスサイトスクリプティングを誘導される脆弱性

概要

Opera には、DOM プレゼンテーションを適切に処理しないため、フィルタのサニタイズ処理を回避される、またはクロスサイトスクリプティングを誘導される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Opera Software ASA
  • Opera 9.26 未満

想定される影響

第三者により、XML ドキュメント内の巧妙に細工された属性値を介して、フィルタのサニタイズ処理を回避される、またはクロスサイトスクリプティングを誘導される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Opera Software ASA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1082
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1082
  2. Secunia Advisory : SA29029
  3. SecurityFocus : 27901
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-0622
更新履歴

  • [2010年09月27日]
      掲載