【活用ガイド】

JVNDB-2008-002458

VMware VirtualCenter における他のシステムユーザに権限を割り当てられる脆弱性

概要

VMware VirtualCenter は、クライアントサイドのアクセスコントロールの有効/無効機能に依存するため、 GUI を有効にすることにより、ユーザ名を見つけ出され、他のシステムユーザに権限を割り当てられる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware VirtualCenter 2.5
  • VMware VirtualCenter 2.0.2

想定される影響

第三者により、有効なユーザ名を見つけ出され、他のシステムユーザに権限を割り当てられる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3514
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3514
  2. Secunia Advisory : SA31468
  3. SecurityFocus : 30664
  4. ISS X-Force Database : 44425
  5. SecurityTracker : 1020693
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-2363
更新履歴

  • [2010年09月13日]
      掲載