【活用ガイド】

JVNDB-2008-002454

複数の VMware 製品の CPU ハードウェアエミュレーションにおける権限を取得される脆弱性

概要

複数の VMware 製品の 64bit ゲスト OS 用 CPU ハードウェアエミュレーションには、仮想 CPU に non-canonical アドレスへの間接的ジャンプを実行させる例外処理を誘発し、追加ゲスト OS の権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ESX 3.5
  • VMware ESX 3.0.3
  • VMware ESX 3.0.2
  • VMware ESX 3.0.1
  • VMware ESXi 3.5
  • VMware Player 1.x
  • VMware Player 2.0.x
  • VMware Server 1.x
  • VMware Workstation 5.x
  • VMware Workstation 6.0.x

想定される影響

認証されたゲスト OS ユーザーにより、追加ゲスト OS の権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4279
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4279
  2. Secunia Advisory : SA32157
  3. SecurityFocus : 31569
  4. ISS X-Force Database : 45668
  5. SecurityTracker : 1020991
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-2740
更新履歴

  • [2010年09月13日]
      掲載

公表日2008/10/03
登録日2010/09/13
最終更新日2010/09/13