【活用ガイド】

JVNDB-2008-002435

複数の VMware 製品の Virtual Machine Communication Interface (VMCI) におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の VMware 製品には、Virtual Machine Communication Interface (VMCI) の呼び出しに不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ACE 2.0.0 およびそれ以前
  • VMware Fusion 1.1.1 およびそれ以前
  • VMware Player 2.0.2 およびそれ以前
  • VMware Workstation 6.0.2 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された VMCI コールを介して、メモリの消耗およびメモリの破損を誘発され、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1340
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1340
  2. SecurityFocus : 28289
  3. ISS X-Force Database : 41250
  4. SecurityTracker : 1019624
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-0905
更新履歴

  • [2010年09月13日]
      掲載

公表日2008/03/17
登録日2010/09/13
最終更新日2010/09/13