【活用ガイド】

JVNDB-2008-002420

eCryptfs の ecryptfs-utils における情報漏えいの脆弱性

概要

eCryptfs の ecryptfs-utils には、コマンドラインに平文でパスワードを渡す不備があるため、プロセスを一覧化することにより重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


eCryptfs.org
  • ecryptfs-utils 45 から 61
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

ローカルユーザに重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

eCryptfs.org レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5188
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5188
  2. Secunia Advisory : SA32382
  3. SecurityFocus : 31906
  4. ISS X-Force Database : 46073
  5. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 50355
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 50354
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 50353
  8. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 49334
更新履歴

  • [2009年10月09日]
      掲載