【活用ガイド】

JVNDB-2008-002416

Adobe Photoshop におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Adobe Photoshop には、無効なイメージヘッダを持つ BMP ファイルの処理に不備があるため、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Photoshop Album Starter Edition 3.2

想定される影響

無効なイメージヘッダを持つ BMP ファイルにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1765
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1765
  2. Secunia Advisory : SA29838
  3. SecurityFocus : 28874
  4. ISS X-Force Database : 41941
  5. SecurityTracker : 1019910
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-1317
更新履歴

  • [2009年08月10日]
      掲載

公表日2008/04/21
登録日2009/08/10
最終更新日2009/08/10