【活用ガイド】

JVNDB-2008-002392

IBM Rational ClearQuest の ClearQuest Maintenance Tool における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM Rational ClearQuest の ClearQuest Maintenance Tool には、データベースのパスワードを、ClearQuest connection profile、またはエクスポートしたファイルにオブジェクトとして平文で保存するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Rational ClearQuest 7 - 7.1 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、インポート処理においてオブジェクトツリー内のパスワードオブジェクトを発見されることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5328
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5328
更新履歴

  • [2009年07月08日]
      掲載