【活用ガイド】

JVNDB-2008-002384

Sun Logical Domain Manager における権限昇格の脆弱性

概要

Sun Logical Domain Manager (別名 LDoms Manager or ldm) には、OpenBoot PROM (OBP) セキュリティパスワードの値を変更可能な平文で表示することによる、権限昇格の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Logical Domain Manager 1.0
  • Logical Domain Manager 1.0.1
  • Logical Domain Manager 1.0.2
  • Logical Domain Manager 1.0.3

想定される影響

ローカルユーザにより、'ldm ls -l' コマンドを介して、SPARC ファームウェアのパスワード保護を回避され、権限またはデータへのアクセス権を取得される可能性があります。本脆弱性は、CVE-2008-4992 とは異なる脆弱性です。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5099
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5099
更新履歴

  • [2009年07月08日]
      掲載