【活用ガイド】

JVNDB-2008-002372

Symantec Veritas File System (VxFS) のデータベース用 Quick I/O の qiomkfile コマンドにおける情報漏えいの脆弱性

概要

HP-UX、Solaris、Linux、AIX 上で稼動する Symantec Veritas File System (VxFS) のデータベース用 Quick I/O の qiomkfile コマンドには、ファイル作成時に、作成先のファイルシステムブロックを初期化しないことに起因して、情報が漏えいする脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シマンテック
  • Symantec Veritas File System

想定される影響

ローカルユーザにより、qiomkfile コマンドで新規にファイルを作成され、当該ファイルを読み込まれることで、ファイルシステムブロック内に格納されていた重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3248
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3248
更新履歴

  • [2009年07月08日]
      掲載