【活用ガイド】

JVNDB-2008-002344

GNU Classpath の gnu.java.security.util.PRNG クラスにおける予測可能なシードの脆弱性

概要

GNU Classpath の gnu.java.security.util.PRNG クラスには、システム時間に基づいたシードを使用しているため、シードが予測できる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU Classpath 0.97.2 およびそれ以前

想定される影響

DSA 秘密鍵に対して立証されたとおり、攻撃者により、ランダム化のために gnu.java.security.util.PRNG クラスを使用する暗号化ルーチンに対してブルートフォース攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5659
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5659
更新履歴

  • [2009年07月08日]
      掲載