【活用ガイド】

JVNDB-2008-002327

VMWare Workstation、VMWare Player、VMWare ACE、VMWare Server、VMWare ESX Server および VMWare ESXi Server の CPU ハードウェアエミュレーションにおける権限昇格の脆弱性

概要

VMWare Workstation、VMWare Player、VMWare ACE、VMWare Server、VMWare ESX Server および VMWare ESXi Server の CPU ハードウェアエミュレーションには、32 ビットおよび 64 ビットのゲスト OS が稼動している場合、トラップフラグを適切に扱わないことに起因する権限昇格の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ACE 2.0.5 およびそれ以前
  • VMware ACE 1.0.7 およびそれ以前
  • VMware ESX 3.5
  • VMware ESX 3.0.3
  • VMware ESX 3.0.2
  • VMware ESX 2.5.5
  • VMware ESX 2.5.4
  • VMware ESXi 3.5
  • VMware Player 2.0.5 およびそれ以前
  • VMware Player 1.0.8 およびそれ以前
  • VMware Server 1.0.7 およびそれ以前
  • VMware Workstation 6.0.5 およびそれ以前
  • VMware Workstation 5.5.8 およびそれ以前

想定される影響

認証されたゲスト OS のユーザにより、ゲスト OS 上でより上位の権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4915
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4915
更新履歴

  • [2009年07月08日]
      掲載