【活用ガイド】

JVNDB-2008-002308

Openswan の IPSEC livetest ツールにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

Openswan の IPSEC livetest ツールには、シンボリックリンク攻撃により、任意のファイルを上書される、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Openswan
  • Openswan 2.4.12 およびそれ以前
  • Openswan 2.6.16 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

ローカルユーザにより、任意のファイルを上書される、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Openswan レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4190
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4190
  2. SecurityFocus : 31243
  3. ISS X-Force Database : 45250
更新履歴

  • [2009年04月24日]
      掲載