【活用ガイド】

JVNDB-2008-002307

libvirt におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

libvirt には、接続が読み込みのみかどうかをチェックしないため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


libvirt.org
  • libvirt 0.3.2 から 0.5.1
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • RHEL Virtualization 5 (server) 
  • RHEL Desktop Multi OS 5 (client) 

想定される影響

ローカルユーザにアクセス制限を回避され、管理に関わる処理を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

libvirt.org ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5086
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5086
  2. Secunia Advisory : SA34397
  3. Secunia Advisory : SA33198
  4. SecurityFocus : 32905
  5. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 50919
更新履歴

  • [2009年04月16日]
      掲載
    [2009年05月28日]
      影響を受けるシステム: ミラクル・リナックス (libvirt-0.3.3-14.1.1AXS3) の情報を追加
      ベンダ情報:ミラクル・リナックス (libvirt-0.3.3-14.1.1AXS3) を追加