【活用ガイド】

JVNDB-2008-002305

NetBSD におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

NetBSD には、pppoe インスタンスが存在している場合に PPPoE パケットタグの長さを正しくチェックしないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


NetBSD
  • NetBSD 3.0 
  • NetBSD 3.1 
  • NetBSD 4.0 
アップル
  • AirMac Express ベースステーション
  • AirMac Extreme ベースステーション
  • Time Capsule

想定される影響

リモートの攻撃者による巧妙に細工された PPPoE パケットにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NetBSD アップル
  • Apple Security Updates : HT3467
  • Apple セキュリティアップデート : HT3467
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3584
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3584
  2. Secunia Advisory : SA31597
  3. ISS X-Force Database : 44679
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0633
更新履歴

  • [2009年04月06日]
      掲載