【活用ガイド】

JVNDB-2008-002255

ProFTPD におけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性

概要

ProFTPD は FTP クライアントからの長大なコマンドを複数のコマンドとして解釈するため、クロスサイトリクエストフォージェリ攻撃をされる、および任意の FTP コマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ProFTPD Project
  • ProFTPD 1.3.1

想定される影響

リモートの攻撃者による 巧妙に細工された長大な ftp:// URI により、クロスサイトリクエストフォージェリ攻撃をされる、および任意の FTP コマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ProFTPD Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4242
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4242
  2. Secunia Advisory : SA31930
  3. SecurityFocus : 31289
  4. ISS X-Force Database : 45274
更新履歴

  • [2009年02月09日]
      掲載