【活用ガイド】

JVNDB-2008-002254

University of Washington (UW) c-client ライブラリにおける一つずれエラーの脆弱性

概要

University of Washington (UW) c-client ライブラリの RFC822BUFFER ルーチンにおける rfc822_output_char 関数には、UW IMAP ツールキットを使用している場合に、一つずれ (Off-by-one) エラーの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


University of Washington
  • University of Washington IMAP Toolkit imap-2007e 以前

想定される影響

巧妙に細工された電子メールにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

University of Washington
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5514
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5514
  2. Secunia Advisory : SA33275
  3. SecurityFocus : 32958
  4. SecurityTracker : 1021485
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-3490
更新履歴

  • [2009年02月06日]
      掲載