【活用ガイド】

JVNDB-2008-002247

Solaris の nscd における権限昇格の脆弱性

概要

Solaris の ネームサービスキャッシュデーモン (nscd) には、権限をチェック正しくしないため、権限を取得される、または重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • OpenSolaris (sparc) 
  • OpenSolaris (x86) 
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 

想定される影響

悪意あるローカルユーザにより、権限を取得される、または重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 242006
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5699
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5699
  2. Secunia Advisory : SA33218
  3. SecurityFocus : 32921
  4. SecurityTracker : 1021477
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-3455
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 50934
更新履歴

  • [2009年02月05日]
      掲載