【活用ガイド】

JVNDB-2008-002242

Linux kernel の i915 driver におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux kernel の drivers/char/drm/i915_dma.c 内にある i915 driver には、ioctl コールの処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.24
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux 5 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

悪意のあるローカルユーザにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux ミラクル・リナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3831
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3831
  2. Secunia Advisory : SA32320
  3. Secunia Advisory : SA33182
  4. SecurityFocus : 31792
  5. SecurityTracker : 1021065
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-2853
更新履歴

  • [2009年02月04日]
      掲載