【活用ガイド】

JVNDB-2008-002213

Apple Mac OS X の Kernel におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apple Mac OS X の Kernel には、NFS サーバ上のライブラリに直接リンクされたアプリケーションを起動することにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.5 から v10.5.5
  • Apple Mac OS X Server v10.5 から v10.5.5

想定される影響

ローカルユーザにより、NFS サーバ上のライブラリに直接リンクされたアプリケーションを起動され、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3338
  • Apple セキュリティアップデート : HT3338
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA08-350A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4219
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-350
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-350A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4219
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA08-350A
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-350A
  6. Secunia Advisory : SA33179
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-3444
更新履歴

  • [2009年01月27日]
      掲載