【活用ガイド】

JVNDB-2008-002169

Sun Solaris の OpenSSL PKCS#11 エンジンにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris の OpenSSL PKCS#11 エンジンにある PK11_SESSION キャッシュは公開鍵暗号処理において参照カウントを保持しないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 

想定される影響

暗号化処理の失敗により、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 246846
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5410
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5410
  2. Secunia Advisory : SA33050
  3. SecurityFocus : 32671
  4. ISS X-Force Database : 47137
  5. SecurityTracker : 1021358
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-3372
更新履歴

  • [2009年01月13日]
      掲載

公表日2008/12/03
登録日2009/01/13
最終更新日2009/01/13