【活用ガイド】

JVNDB-2008-002154

Java Runtime Environment (JRE) 用の "Java Update" 機能における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Java Runtime Environment (JRE) 用の "Java Update" 機能には、ダウンロードされた JRE の署名を検証しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ESX 3.5
  • VMware ESX 3.0.3
  • VMware ESX 4.0
  • VMware Server 2.0
  • VMware vCenter 4.0
  • VMware VirtualCenter 2.5
  • VMware VirtualCenter 2.0.2
サン・マイクロシステムズ
  • JDK 6 Update 10 およびそれ以前
  • JDK 5.0 Update 16 およびそれ以前
  • JRE 6 Update 10 およびそれ以前
  • JRE 5.0 Update 16 およびそれ以前
  • JRE 1.4.2_18 およびそれ以前
  • SDK 1.4.2_18 およびそれ以前

想定される影響

第三者による DNS 中間者攻撃により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 244989
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA08-340A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5355
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-340A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-340A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5355
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA08-340A
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-340A
  6. Secunia Advisory : SA32991
  7. SecurityFocus : 32608
  8. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-3339
更新履歴

  • [2009年01月07日]
      掲載
    [2009年11月06日]
      影響を受けるシステム：VMware (VMSA-2009-0014) の情報を追加
      ベンダ情報：VMware (VMSA-2009-0014) を追加

公表日2008/12/03
登録日2009/01/07
最終更新日2009/11/06