【活用ガイド】

JVNDB-2008-002102

Drupal におけるインタープリテーションコンフリクトに関するクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Drupal には、 Internet Explorer 6 を使用している場合、インタープリテーションコンフリクトに関するクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
リモートの攻撃者により、不正な UTF-8 のバイトシーケンスを介し、クロスサイトスクリプティング攻撃をされる可能性があります。 不正な UTF-8 のバイトシーケンスは、 Drupal の HTML フィルタリングでは UTF-8 として処理されませんが、 Internet Explorer では UTF-8 として処理され、効果的に文書から文字列を削除し、 HTML 保護機構を無効化します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Drupal
  • Drupal 4.7.11 以前
  • Drupal 5.6 以前

想定される影響

本脆弱性の影響については、「概要」をご参照ください。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Drupal
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-0273
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-0273
更新履歴

  • [2008年12月24日]
      掲載