【活用ガイド】

JVNDB-2008-001999

Cisco IOS における UDP パケット処理に関する脆弱性

概要

シスコシステムズが提供する Cisco IOS には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性があります。
デバイス間 PC 通信向けアドレス 127.0.0.0/8 に送信される外部の UDP パケットを処理しているため、リモートの攻撃者により、不正な UDP パケットを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
本脆弱性は、 CVE-2008-3805 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.0 
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.3 
  • Cisco IOS 12.4 

想定される影響

本脆弱性の影響については、「概要」をご参照ください。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3806
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3806
更新履歴

  • [2008年12月19日]
      掲載