【活用ガイド】

JVNDB-2008-001974

Apple iPhone OS の ImageIO における サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apple iPhone OS の ImageIO には、TIFF 画像の処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 1.0 から 2.1
  • iOS for iPod touch 1.1 から 2.1

想定される影響

第三者による巧妙に細工された TIFF 画像により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3318
  • Apple セキュリティアップデート : HT3318
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1586
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1586
  2. Secunia Advisory : SA32756
  3. SecurityFocus : 32394
  4. SecurityTracker : 1021270
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-3232
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 50023
更新履歴

  • [2008年12月18日]
      掲載

公表日2008/11/24
登録日2008/12/18
最終更新日2008/12/18