【活用ガイド】

JVNDB-2008-001970

Adobe Flash Media Server (FMS) のデフォルト設定におけるビデオコンテンツをコピーされる脆弱性

概要

Adobe Flash Media Server (FMS) の デフォルト設定では RTMPE および RTMPTE セッションに対する SWF 検証を使用しないため、ビデオコンテンツのコピーが容易となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Flash Media Server 3.0
  • Adobe Flash Media Server 3.5

想定される影響

第三者がストリームキャプチャソフトウェア使用することにより、ビデオコンテンツをコピーされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5109
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5109
  2. Secunia Advisory : SA32771
更新履歴

  • [2008年12月17日]
      掲載
    [2009年03月27日]
     影響を受けるシステム:アドビシステムズ (APSA08-11) の情報を更新