【活用ガイド】

JVNDB-2008-001961

Apple Safari のブラウザのページキャッシュから重要な情報を取得される脆弱性

概要

Apple Safari には、オートコンプリートを使用しないフォームフィールドに対してキャッシュをしてしまうため、ブラウザのページキャッシュから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 3 (Mac OS X 10.5)
  • Safari 3 (Windows)
  • iPhone 1.0 から 2.1
  • iPod touch 1.1 から 2.1

想定される影響

悪意のあるローカルユーザにより、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3298
  • Apple Security Updates : HT3318
  • Apple セキュリティアップデート : HT3318
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3644
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3644
  2. Secunia Advisory : SA32756
  3. SecurityFocus : 32291
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-3232
更新履歴

  • [2008年12月15日]
      掲載