【活用ガイド】

JVNDB-2008-001781

QEMU における リムーバブルメディア変更処理に関するホスト OS 上の任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

QEMU には、リムーバブルメディア変更処理に不備があり、ゲスト OS のユーザにホスト OS 上にある任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • RHEL Virtualization 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Multi OS 5 (client) 

想定される影響

ゲスト OS のユーザにホスト OS 上の任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1945
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1945
  2. Secunia Advisory : SA32088
  3. Secunia Advisory : SA32063
  4. ISS X-Force Database : 44269
  5. SecurityTracker : 1020959
  6. Security Focus Advisories : 30604
更新履歴

  • [2008年10月29日]
      掲載
    [2008年12月03日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス (xen-3.0.3-64.3.1AXS3) の情報を追加
      ベンダ情報:ミラクル・リナックス (xen-3.0.3-64.3.1AXS3) を追加