【活用ガイド】

JVNDB-2008-001737

InstallShield の ActiveX コントロール Update Service Agent にバッファオーバーフローの脆弱性

概要

InstallShield の ActiveX コントロール Update Service Agent には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。結果として遠隔の第三者によって任意のコードを実行される可能性があります。

InstallShield の ActiveX コントロール Update Service Agent は、InstallShield を使った Windows 向けソフトウェアインストーラや isusweb.dll によって提供されるコンポーネントです。この ActiveX コントロールには、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アクレッソ ソフトウェア
  • FLEXnet Connect 6.x
  • InstallShield 2008 Premier
  • Update Service 3.x
  • Update Service 4.x
  • Update Service 5.x

想定される影響

遠隔の第三者によって細工されたウェブページや HTML メールを含む HTML ドキュメントをユーザが閲覧した際に、そのユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダが提供する最新バージョンへアップデートしてください。
ベンダ情報

アクレッソ ソフトウェア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2470
参考情報

  1. JVN : JVNVU#630017
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2470
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#630017
  4. SecurityFocus : 31235
更新履歴

  • [2008年10月15日]
      掲載