【活用ガイド】

JVNDB-2008-001715

Apple Mac OS のディレクトリサービスにおけるサーバパスワードが漏えいする脆弱性

概要

Apple Mac OS のディレクトリサービスにおける slapconfig には、OpenLDAP システム管理者によって書かれるサーバパスワードが悪意あるローカルユーザが読取可能なファイルに出力させられる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.5 から v10.5.4

想定される影響

悪意あるローカルユーザにサーバパスワードが漏えいする可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル 富士通
  • 富士通 公開脆弱性情報 : TA08-260A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2330
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-260A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-260A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2330
  4. US-CERT Cyber Security Alerts : SA08-260A
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-260A
  6. Secunia Advisory : SA31882
  7. SecurityFocus : 31189
  8. ISS X-Force Database : 45164
  9. SecurityTracker : 1020874
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-2584
更新履歴

  • [2008年10月08日]
      掲載